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〇歯ヨガ
オーラルヨガ
舌は味覚と発声のための臓器で、舌が湿っている時に味覚を感じますが、乾いていると味を感じにくくなります。
また、舌は言葉を出すのに大切な臓器でもあります。
そして舌を動かすことによって出てくる唾液には、様々な身体にとって大切な働きがあります。
・唾液に含まれるアミラーゼは消化酵素であり、食べ物の消化を助ける
・口を清潔に保つ洗浄作用があり、虫歯を防ぐ
・粘り気を出して、口の中の粘膜や舌を保護する
・唾液に含まれる、リゾチームやラクトフェリンが、細菌の繁殖を防ぐ
・唾液中のペルオキシダーゼは、発癌性物質の毒性を抑える
舌を動かす簡単なヨガをお伝えします。
よく噛み、舌を動かして
沢山の唾液を出し、全身の健康を保っていきましょう。
体操は
(1)口を横に引っ張って「りー」と声を出し、次に舌を前歯に付かないよう突き出し「えー」を10回
(2)口を閉じ、舌で歯茎の周囲を時計回りと反時計回りに5回ずつなめる
(3)鼻呼吸をしつつ頬をすぼめ、膨らませる動作を10回
(4)上顎に舌を吸い付け100秒間キープ。吸い付けた舌を離し音を鳴らす動作を10回。
マッサージは口を大きく開け、下顎を左右に大きく動かすほか、こめかみや両顎の付け根の咬筋をほぐし、鼻の横のつぼや唾液腺を刺激する。
実施後は心地よい疲労感。口周りが温かくなり、口や舌の動きも滑らかに。唾液分泌も促し虫歯や歯周病も予防できる。